在イスラエル米大使館、正式移設 エルサレムで開設式典
(CNN) 米政府は14日、在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移設し、エルサレムでトランプ政権の高官数人が出席して新大使館の開館式典が開かれた。
トランプ大統領は式典に出席しなかったものの、ビデオメッセージを寄せ、「イスラエルは主権国家であり、自国の首都を決める権利がある。だが長年の間、我々は、イスラエルの首都がエルサレムだという明白な現実を認めることができなかった」と強調した。
新大使館は領事館の建物を改装したもので、式典ではムニューシン財務長官が米国の紋章を披露、イバンカ・トランプ大統領補佐官夫妻をはじめとする高官が見守った。
イスラエルのネタニヤフ首相は、米国との関係はかつてなく強固になったと述べ、この日のことは「何世代にもわたって我が国の記憶に刻まれるだろう」と演説した。