英王室サイトにメーガンさんの経歴、フェミニスト活動に焦点
(CNN) 英国のヘンリー王子と米女優メーガン・マークルさんの結婚を受けて英王室一家の公式サイトが更新され、「サセックス侯爵夫人」となったメーガンさんの経歴が新たに掲載された。
伝統にとらわれない結婚式に続き、王室一家のサイトに掲載されたサセックス侯爵夫人の紹介ページでは、メーガンさんの活動家としての経歴にスポットを当てている。
ページの上部に太文字で掲載された「私は女性であり、フェミニストであることを誇りに思います」という言葉は、メーガンさんが2015年の国際女性デーに行った演説の一節だった。
活動家としての経歴については、「11歳の時、性差別的な文言を使って食器洗い洗剤を販売していた会社のテレビCMを変えさせるキャンペーンに成功した」と明記。国連機関を通じて女性を応援する活動に貢献した経歴に言及している。
さらに、女優としてテレビドラマ「スーツ」でレイチェル・ゼイン役を演じた経歴や、スペイン語やフランス語などの外国語が堪能なことも紹介。「女優の仕事で成功を収めたほか、『ザ・ティグ』というライフスタイルウェブサイトの執筆と編集も手がけ、旅行やグルメ、ファッションなどの記事に加えて、両性の平等といった社会問題を取り上げた」と記している。
ヘンリー王子とメーガンさんは、すぐには新婚旅行へ出発せず、22日にはバッキンガム宮殿で開かれるチャールズ皇太子の70歳の誕生記念パーティーに初めて夫婦として出席する。