インドネシア機墜落、ブラックボックスとみられる装置を回収

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インドネシア・ジャカルタ(CNN) インドネシアの海上でライオン・エアーのJT610便が墜落した事故で、同機のものとみられる飛行データなどを記録した装置が回収されたことが1日までにわかった。同機は10月29日に乗客乗員189人を乗せて墜落していた。装置の発見が墜落原因の究明につながる可能性がある。

CNN系列局のCNNインドネシアは、「ブラックボックス」として知られる飛行データなどを記録したとみられる装置をダイバーが回収している映像を公開した。

映像では、救助船の1隻に装置が運び込まれたところがとらえられていた。

国家運輸安全委員会の委員長は1日、CNNの取材に対し、2つあるブラックボックスのうちの1つを回収したと明らかにした。

ブラックボックスには、コックピット内の音声を記録したコックピットボイスレコーダー(CVR)と、飛行データを記録したフライトデータレコーダー(FDR)の2つがある。今回回収されたのがどちらなのかは確認できていないが、FDRの可能性が高いという。

同委員長によれば、データの読み取りには2~3週間かかる見通し。分析にさらに2~3カ月かかるという。また、胴体部の一部の部品も見つかったという。

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