催事場で自爆テロ 43人死亡、82人負傷 アフガン首都

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爆発は国際空港近くにある催事場で起きた/JAWAD JALALI/EPA-EFE

爆発は国際空港近くにある催事場で起きた/JAWAD JALALI/EPA-EFE

カブール(CNN) アフガニスタン首都カブールにある催事場で20日、自爆テロがあり、当局によれば、少なくとも43人が死亡した。今年起きたカブールでの襲撃の中でも犠牲者数は最悪の水準となった。

爆発は国際空港近くにある催事場で起きた。イスラム教の預言者ムハンマドの生誕を祝う集まりが行われており、宗教学者らが参加していた。保健省によれば、爆発は午後6時15分ごろ発生した。少なくとも82人が負傷した。

これまでのところ、犯行声明は出されていない。

17年続くアフガン戦争を終結させようと外交的取り組みが進められているものの、今年に入って国内の治安状況は急激に悪化しつつある。

8月には教育センターが標的となった襲撃があり、少なくとも34人が死亡していた。9月には自爆テロにより記者2人を含む20人が死亡した。

国連が7月に発表した報告書によれば、今年上半期に死亡した民間人の数は約1700人と過去最悪の水準に達した。

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