座礁したロシア貨物船、無事に再浮上 イングランド沖
(CNN) 英イングランドの海岸で18日、乗員18人を乗せたロシアの貨物船が座礁する出来事があった。英国の海事沿岸警備庁(MCA)によれば、貨物船はその後、満潮時に再浮上することが出来たという。
全長180メートルの貨物船がコーンウオールの海岸に座礁したのは現地時間午前5時半ごろ。何人かの住民は、朝日の中で光を放つ巨大な船という驚くような光景の写真をSNS上に投稿してもいた。
貨物船は悪天候により、運航に支障が出ていた。
地元の港湾の責任者によれば、貨物船は現在、船全体の検査を受けられる状態にあるという。現地時間午後2時8分ごろ再浮上に成功していた。
同責任者によれば、汚染などは確認されていない。船をどうするかについて、関係各所や船の所有者らと話し合いを行うという。
船が座礁する前には、風速約29メートルの悪天候になるとの警報が出されていた。
地元住民はメディアの取材に対し、救命ボートやヘリコプターが「ものすごい」コンディションの中で救出作業を行ったとし、特にヘリコプターの操縦士の技術をたたえた。
WATCH #HMCoastguard Winchman Niall Hanson, being lowered down to the #KuzmaMinin to assist the Harbour Pilot onboard. Seas remain rough with 60mph winds. Everyone #allsafe however Newquay Coastguard helicopter remains on standby. An attempt to refloat will be made later today. pic.twitter.com/WCS92nkOFs
— Maritime&Coastguard (@MCA_media) 2018年12月18日