ベネズエラ、反政権の国会議長が決起呼び掛け
グアイド氏は反体制派が拠点とする市中心部の広場へ移動し、「軍は国民の味方だということがはっきりした」と宣言。自分たちのデモは憲法にのっとった「平和的」なものだと強調し、クーデターを展開しているのはマドゥロ氏の方だと訴えた。
グアイド氏はもともと5月1日に全国規模のデモを計画し、カラカス近郊を回って支持を訴えていたが、その予定を1日前倒しした形だ。ただし軍兵士の支持をどこまで得ているのかは不明。政権側は各地の部隊がマドゥロ氏への忠誠を維持していると主張し、「平和を守る」ためのデモを呼び掛けた。
米国のポンペオ国務長官はツイッターで、米政府はグアイド氏を「全面的に支持する」と改めて表明した。ボルトン大統領補佐官は同日、トランプ大統領や側近らが事態を「分刻みで」見守っていると述べた。