コンゴでバス事故、死者31人 大統領は訪日中止
(CNN) アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)で走行中のバスが道路からそれて爆発、炎上する事故があり、少なくとも31人が死亡した。この事故を受け、同国のチセケディ大統領は予定していた日本訪問を中止した。
ンビカイ人道的活動担当相が21日、CNNに語ったところによると、バスは西部の都市ルフから首都キンシャサへ向かっていた。ブレーキの故障で制御不能となり、横転した衝撃で火が出たとみられる。
乗客の一部は燃料を持ち運んでいたため、火災が大きくなったという。
ンビカイ氏によれば、負傷者は現場近くの病院で手当てを受けているが、設備の整ったキンシャサ市内の病院へ搬送するよう、保健当局が準備を進めている。
チセケディ氏は事故原因の調査を命じ、地元当局に負傷者と遺族への支援を指示した。