パリにも新型ウイルスの影響 ルーブル美術館休館、マラソンも中止

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ルーブル美術館には毎年、世界各地から約1000万人が訪れる/Getty Images/AndreyKrav

ルーブル美術館には毎年、世界各地から約1000万人が訪れる/Getty Images/AndreyKrav

(CNN) フランス・パリのルーブル美術館は、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)が拡大している影響で、1日は開館できなくなったと発表した。

発表によると、所轄官庁からの指示を受け、職員が会合を開いて健康への影響や感染防止対策などについて協議した。

ルーブル美術館は、レオナルド・ダビンチの「モナリザ」など50万点あまりの美術品を所蔵する世界最大の美術館で、年間およそ1000万人が訪れる。再開がいつになるかは分かっていない。

職員でつくる健康・安全・労働条件特別委員会は2日に再度の会合を予定している。

フランスではこれまでに新型コロナウイルスの症例が少なくとも100例確認され、うち2人が死亡している。

2月29日にはフランス政府が、狭い空間に5000人以上が集まるイベントなどを中止するよう指示していた。この影響で1日にパリで予定されていたハーフマラソンは中止になったが、ルーブル美術館はこれには該当していなかった。

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