集合住宅のビル倒壊、死者12人に まだ4人が行方不明 インド
インド・ニューデリー(CNN) インド西部マハラシュトラ州で24日に起きた5階建てビルの倒壊で、これまでに12人の死亡が確認された。夜に入っていったん中断された行方不明者の捜索活動は、26日朝から再開される。
国家災害対応部隊(NDRF)マハラシュトラ支部は25日、まだ4人が行方不明になっており、内部に閉じ込められているようだと語った。
現場からは同日、4歳の男の子が無事救出されていた。
ビルの倒壊はマハラシュトラ州マハードで現地時間の24日午後6時半に発生し、3~5階部分が完全に崩落した。しかしNDRFは、駐車場と1階部分にはエアポケットがあり、生存者がいる可能性もあるとみている。
住民のうち70~97人は脱出し、8人はNDRFに救出されたが、このうち男性1人は後に心臓発作のため死亡した。
捜索隊は、捜索救助犬も使って行方不明者の捜索を続けている。
地元当局者によると、同ビルは集合住宅41戸で構成されていたが、18室は入居者がいなかった。
倒壊した原因は現時点で不明だが、警察はこのビルを建設した会社の経営者を含む5人について、致死容疑で調べている。これまでのところ逮捕者は出ていない。