5階建てのビル倒壊 18人余負傷、60人下敷きか インド
インド・ニューデリー(CNN) インド西部のマハラシュトラ州で5階建てのビルが倒壊し、これまでに18人あまりが負傷した。最大で60人がまだがれきの下敷きになっていると思われ、現場では捜索救助活動が続けられている。
国家災害対応部隊(NDRF)によると、ビルの倒壊はマハラシュトラ州マハードで発生した。NDRFは同州プネーから3チームをマハードに派遣。現地時間の25日早朝にも現場に到着し、状況を見極める。
マハラシュトラ州首相はツイッターを通じ、捜索救助活動を可能な限り支援すると表明した。
インドのシャー内相も、NDRFが現場に向かっており、救出活動をできる限り支援するとツイートしている。
最大60人が下敷きになっているとみられている/PRITAM SAKPAL/AFP via Getty Images
インドでは6月~9月がモンスーンの季節に当たり、豪雨や洪水のために毎年大きな被害が出る。
南西部のケララ州では今月に入り、豪雨のために土砂崩れが起きて、子ども3人を含む少なくとも43人が死亡した。
北部のアッサム州やビハール州では5月以来、240万人あまりが被災した。国立公園も相当部分が水没し、サイ十数頭を含む100頭以上の野生生物が犠牲になっている。