ノーベル化学賞、ゲノム編集技術を開発した2氏に
(CNN) スウェーデン王立科学アカデミーは7日、今年のノーベル化学賞を、ゲノム編集技術を共同開発して「生命のコードを書き換えた」2氏に授与すると発表した。
独マックスプランク感染生物学研究所のエマニュエル・シャルパンティエ所長と米カリフォルニア大学バークレー校のジェニファー・ダウドナ教授は、細菌の免疫システム「CRISPR/Cas」をゲノム編集に応用する技術を開発し、生命科学に変革をもたらした。
この技術により、遺伝子を正確な位置で切って編集することが可能になった。医療や農業など幅広い分野に活用されている。