バスとトラックが衝突、炎上 53人死亡 カメルーン
カメルーン・ヤウンデ(CNN) アフリカ中部のカメルーンで27日、バスと可燃性の液体を積んだトラックが衝突し、53人が死亡、29人が重傷を負った。
衝突事故は現地時間の午前3時ごろ、西部州ジャングの近郊で発生した。カメルーン運輸相は、「夜間に起きたこの不幸な事故は、一部の都市間旅客輸送会社が好む夜間輸送の問題と、そうした業者を監督する必要性を浮き彫りにした」と述べている。
バスは現地の都市間旅行代理店が運行していた。国営放送CRTVによると、複数の子どもを含む負傷者は、ジャングの病院に運ばれた。
運輸相は、捜査を通じて責任の所在を追及し、しかるべき措置を講じると強調。犠牲者の遺族に哀悼の意を表し、負傷者には早期の回復を祈るとした。
CRTVの画像や映像には、焼け焦げたトラックと、横転して炎上するバスが映っている。
AP通信の報道によると、カメルーンでは先月も、バスとタンクローリーが衝突して子ども4人を含む37人が死亡する事故が起きていた。