英キャサリン妃が自主隔離、コロナ陽性者との接触が判明
ロンドン(CNN) 英王室のキャサリン妃が新型コロナウイルス陽性者と接触していたとして、自宅での隔離生活に入った。王室の報道担当者が5日、CNNに語った。
同担当者によると、キャサリン妃に症状はみられないが、2日に連絡を受け、政府の指針に基づいて10日間の自主隔離を開始した。
王室の情報筋によると、キャサリン妃は先週、サッカー欧州選手権のイングランド対ドイツ戦と、テニスのウィンブルドン選手権の試合観戦に先立ち、新型コロナウイルス感染の迅速検査でそれぞれ陰性判定を受けていた。
これまでも王室の検査体制に沿って、週2回の迅速検査を受けてきた。新型コロナウイルスのワクチンは2回の接種を完了している。
英保健当局は感染者と直接会話したり、2メートル以内の距離に15分以上いたりした場合を濃厚接触と定義している。
キャサリン妃は先月29日、夫のウィリアム王子、長男ジョージ王子とともに欧州選手権を貴賓席から観戦。今月2日のウィンブルドン選手権ではほかのゲスト数人とセンターコートの貴賓席に座った。主催者や来場者、元英国トップ選手のティム・ヘンマン氏らと会話する姿もみられた。会場では着席時以外マスクを着用するというルールに従っていたという。