フランシスコ教皇が退院、ローマの病院で腸の手術
ローマ(CNN) イタリア・ローマのジェメッリ大学病院で結腸憩室炎(けいしつえん)の手術を受けたローマ教皇フランシスコ(84)が、手術から10日後の14日に退院した。
ローマ教皇庁の報道官は記者団の質問に答え、フランシスコ教皇は現地時間の午前10時半ごろ退院したと語った。
教皇はバチカンに戻る前にサンタマリア・マッジョーレ大聖堂を訪れ、聖母マリア像の前で自身の手術の成功に感謝をささげ、病んでいる人すべて、特に入院中に出会った人たちのために祈りをささげた。
サン・マルタ館に戻ったのは正午前だった。
11日には手術後初めて公の場に姿を見せ、病院のバルコニーから祈りをささげていた。
入院時の発表によると、フランシスコ教皇が10日前に受けたのは、症状を伴う狭窄(きょうさく)性憩室炎の治療のために、以前から予定されていた手術だった。