カブール爆発の死者170人、負傷者200人に アフガン保健当局
(CNN) アフガニスタン首都カブールの空港付近で26日に起きた自爆攻撃で、アフガン保健当局はCNNに対し、死者が170人以上、負傷者は少なくとも200人に上ったと明らかにした。このほか米兵13人も死亡している。
国務省によると、軍人以外の米国人が死傷したとの情報は把握していないという。
国防総省は27日、アフガンでの作戦を今月で終了する計画に変わりはないと説明。米国人や米国の協力者の避難は最終段階に入っている。
27日の空港には、これまでに比べわずかな人しかいなかった。カブールの空港の運用状況に詳しい情報筋はCNNに対し、今後の主眼は特別な事情で最後に避難を求める人が空港にたどり着けるようにすることだと述べつつも、イスラム主義勢力タリバンとの調整が必要になることから、何人を空港に入れられるかは分からないと注意を促した。
爆発は26日、ハミド・カルザイ国際空港で発生。国防総省は当初の声明で、「バロンホテル」の前で2度目の爆発があったとしていたが、その後、爆発は空港の「アビーゲート」で起きた1回のみだと訂正した。