タリバン戦闘員、女性デモ隊にむち使用 男性のみの暫定政権に抗議中
8日のデモに参加した女性の1人は、「女性の代表者がいない政権が最近発表されたことに抗議するため集まった」と語った。
この女性によると、一部の参加者は「むちで打たれ家に帰るように言われた」という。タリバンの名乗る「イスラム首長国」を承認し受け入れるようにも言われたが、この女性は「私たちが含まれず、何の権利も与えられていないのに、なぜ首長国を受け入れないといけないのか」と話している。
この女性は取材中、「女性のいない内閣は敗者」と書かれた紙を掲げていた。
7日に発表された暫定政権の顔ぶれでは、閣僚代行や顧問に起用された女性や宗教的少数派、前政権の指導者は皆無だった。