カナリア諸島の火山噴火、5000人が避難 噴火続く見通し

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火山から流れ出る溶岩=19日、ラパルマ島エルパソ/Desiree Martin/AFP/Getty Images

火山から流れ出る溶岩=19日、ラパルマ島エルパソ/Desiree Martin/AFP/Getty Images

マドリード(CNN) スペイン領カナリア諸島のラパルマ島にあるクンブレビエハ火山の噴火を受けて、19日深夜までに近隣の住民ら5000人が避難した。同諸島自治州の緊急対策当局がツイッターへの投稿で明らかにした。

噴火は19日午後に始まった。同諸島自治州のトレス首相は20日のツイートで、死傷者の報告はないと述べる一方、噴火は今後さらに何日も続くとの見通しを示した。

トレス氏がスペインのラジオ局SERとのインタビューで語ったところによると、避難した人々の中にはラパルマ島のホテルに滞在していた旅行者400人も含まれ、近くにあるテネリフェ島のホテルへ移動した。

同氏によれば、噴火口は今のところ、人口の少ない区域の1カ所に限られている。溶岩流による火災に対応するため、消防要員約400人が出動しているという。

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