「なんたらかんたら」 グレタさん、米英首脳を口まねでこき下ろす
「これは金がかさむ、政治的に正しいバニーハギング(環境活動家をおとしめる表現)の空想でない、なんたらかんたら。より良い復興、なんたらかんたら。グリーンエコノミー、なんたらかんたら」と述べた。
さらに、「実質ゼロ、なんたらかんたら。気候中立、なんたらかんたら。これは全部、私たちの指導者と言われている人々から聞いたものだ──単なる言葉、素晴らしく聞こえるが、いかなる行動や希望、夢につながったことのない言葉だ。空疎な言葉、そして約束だ」と続けた。
グレタさんは環境イベント「ユース・フォー・クライメート」のシンポジウムで演説。同地ではこの2日後、世界各国の閣僚が出席し、11月に英スコットランド・グラスゴーで開催される国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に向けた最後の高位レベルの協議が開かれる。
ユース・フォー・クライメートにはアロク・シャーマ英COP26担当相が出席。さらに閣僚級会合でも議長を務める予定となっている。