潜水艦からの弾道ミサイルの発射に「成功」 北朝鮮メディア
韓国ソウル(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)は20日、北朝鮮が19日に新型弾道ミサイルの潜水艦からの試射に成功したと発表したと伝えた。
KCNAによれば、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)は、8・24英雄艦から発射された。同艦は北朝鮮が2016年に初めてSLBMの試射を行った際にも使用された。
KCNAによれば、ミサイルには多くの進化した誘導制御技術が搭載されており、防衛技術の高度化と海軍の水中作戦能力の強化に大きく貢献するとしている。
日本と韓国は19日、少なくとも1発の弾道ミサイルが発射されたと報告していた。弾道ミサイルは現地時間19日午前10時ごろ、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の港湾都市である新浦(シンポ)近郊から発射されたという。
国連安全保障理事会は20日、北朝鮮によるミサイル発射を受けて、非公開の会合を開催する。北朝鮮は安保理決議で弾道ミサイルや核兵器の開発を禁じられている。