カリブ海の島国バルバドス、共和制への移行祝う
バルバドス・ブリッジタウン(CNN) カリブ海の島国バルバドスは11月30日、英国のエリザベス女王を国家元首とする立憲君主制から共和制へと政治体制を移行した。
体制移行に合わせて首都中心部にある広場で式典が行われた。式典には英国のチャールズ皇太子も参加し、王旗が降ろされ、新しい旗が掲げられるのを見守った。
直後に、サンドラ・メーソン総督が宣誓し、初代大統領に就任した。この日は、バルバドスが英連邦から独立して55周年となる節目だった。
英女王を君主とする立憲君主制を廃止するのは、1992年のモーリシャス以来。モーリシャスと同様、バルバドスも英連邦には残存する。