北朝鮮がまた飛翔体発射、今年6回目のミサイル実験か

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発射実験に立ち会った金正恩(キムジョンウン)総書記=2020年3月22日/KCNA/Reuters

発射実験に立ち会った金正恩(キムジョンウン)総書記=2020年3月22日/KCNA/Reuters

韓国・ソウル(CNN) 韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が27日、朝鮮半島東部沖の海上に向けて飛翔(ひしょう)体を発射したと発表した。ミサイルだったことが確認されれば、北朝鮮による発射実験は今月に入って6回目となる。

北朝鮮は今月に入り、米国に対する国防強化を理由にミサイル実験を加速させている。国営朝鮮中央通信(KCNA)は、「一時的に中断している活動の全面再開」を検討すると伝えた。

北朝鮮は2日前に巡航ミサイルと思われる発射実験を実施。17日には「戦術誘導ミサイル」と称する短距離弾道ミサイルの発射実験を行っていた。

5日と11日には極超音速ミサイルの発射実験に成功したと主張、14日には短距離弾道ミサイルを鉄道車両から発射する実験を行ったとされる。

北朝鮮は国際法で、弾道ミサイルや核兵器の開発を禁じられている。

鉄道車両実験後、北朝鮮外務省報道官は北朝鮮の兵器開発に対する米国の姿勢を非難、「米国がこのような敵対的姿勢を取るのであれば、北朝鮮はさらに強硬かつ確実な反応をせざるを得ない」と述べていた。

朝鮮中央通信は、「最近の新型兵器開発は、国家防衛能力を近代化する取り組みの一部にすぎない」とする報道官声明を伝えている。

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