トルコ大統領夫妻がコロナ陽性、オミクロン株で軽症
トルコ・イスタンブール(CNN) トルコのエルドアン大統領はツイッター上で、自身とエミネ夫人が新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受けたことを明らかにした。
エルドアン氏によると、2人ともオミクロン株による感染。軽い症状があり、自宅から職務を続けている。
同氏は3日にウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した後、トルコに帰国した。
会談ではウクライナとロシアの間で高まる緊張状態について協議し、ゼレンスキー氏とプーチン・ロシア大統領による首脳会談の仲介を申し出ていた。
エルドアン氏は昨年のインタビューで、6月に新型コロナワクチンの3回目の接種を受けたと話していた。
トルコでは先月からオミクロン株が優勢になり、感染者が急増。1日には新規感染者が10万人超と、過去最多を記録した。
ワクチンは国民全体の少なくとも61%が2回の接種を済ませているが、当局はさらに国産ワクチン「トゥルコバック」を含めた追加接種を推奨している。