ロシア軍、ベラルーシでも配備進む 新たな衛星画像から判明
マクサーの衛星画像は、最近SNSに投稿された動画の内容と一致している。動画にはロシア軍がベラルーシ国内を抜けてウクライナ国境から約32キロ以内に野営地を設営する様子が捉えられている。
一部の画像には、ロシアの戦闘機が軍事演習を前にベラルーシのルニネツ空軍基地に配備された様子も写っている。画像には、空軍基地に配備された地対空ミサイル「S400」や攻撃機Su25が写っている。ロシア国防省は5日、戦闘機がルニネツ空軍基地に到着する様子を撮影した動画を公開していた。
ベラルーシのルニネツ空軍基地を撮影した衛星画像/Satellite image ©️2022 Maxar Technologies
マクサーの衛星画像には、ロシア軍が軍事演習が計画されている場所から離れた、ロシアとベラルーシ、ウクライナの3カ国の国境が集まる地域に集結している様子も捉えられている。
この部隊には戦車や榴弾(りゅうだん)砲、歩兵戦闘車が含まれている。