日本、ロシアとベラルーシに追加制裁
(CNN) 日本が、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ロシアとベラルーシに対して追加制裁を行うことがわかった。ロシアとベラルーシの当局者やオリガルヒ(新興財閥)ら32人の資産を凍結する。
財務省によれば、制裁の対象となるロシア人は20人。石油パイプライン大手のトランスネフチや民間軍事会社「ワグネル」の幹部も含まれる。
ベラルーシでは、当局者や実業家12人が制裁の対象となる。ロシアとベラルーシの12団体も追加制裁の対象となった。
今回制裁の対象となった個人や団体と、寄託契約や信託契約などの資本取引を行うには政府からの許可が必要となる。
日本は、ロシアへの石油精製用機器の輸出や、ベラルーシの軍事力を高める可能性があると考えられる汎用品の輸出も禁止した。ベラルーシの国防省や軍隊、警察などへの輸出も禁止となる。