ロシア軍空挺連隊の指揮官、ウクライナで戦死 国営テレビが確認
(CNN) ロシア国営テレビは17日、西部コストロマを拠点とする空挺(くうてい)部隊の指揮官ら少なくとも5人の軍要員が戦闘中に死亡したと報じた。
地方国営テレビ「GTRKコストロマ」が軍事行政機関の話として伝えたところによると、ウクライナでの特殊作戦中、第331親衛空挺連隊の隊員たちが「(ロシアの)安全保障のために命を落とした」という。
死亡したのは連隊指揮官のセルゲイ・スハレフ大佐、セルゲイ・レベデフ上級軍曹、アレクサンダー・リモノフ軍曹、ユーリ・デクティアレフ伍長、アレクセイ・ニキティン大尉の5人。
第331親衛空挺連隊はロシアのエリート部隊のひとつと目されている。2度のチェチェン戦争で戦ったほか、一部の隊員は2014年から15年にかけてウクライナ東部ドンバスの紛争に直接関与した。18年5月には、モスクワの赤の広場で行われた戦勝記念日のパレードに参加していた。