ロシア軍の砲撃で住宅崩壊、子どもら3人が死亡 ウクライナ東部
(CNN) ウクライナ東部ルガンスク州の町ルビジュネで19日、ロシア軍の砲撃を受けた住宅が崩壊し、がれきの中から発見された子ども2人の死亡が確認された。
同じ現場でさらに女性1人が死亡した。女性の娘は救出され、安定した容体とされる。
ルビジュネはウクライナ東部で共和国の独立を宣言した親ロシア派支配地域の近くに位置しながら、今もウクライナの支配下にある町のひとつ。
ウクライナ軍によると、ロシア軍は現在、親ロシア派の自称「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」と、その北西のハリコフ周辺の占領地をつなぐルートを確保するため、ルビジュネなどの町に集中攻撃を仕掛けている。
ルガンスク州当局によると、18日にはロシア軍の砲撃で4人が死亡、10人が負傷した。
同州のハイダイ知事は、アパート19棟と医療機関2棟を含む建物計54棟が攻撃を受けたと発表。18日夜の時点で約23カ所の町や村でガスの供給が停止し、26カ所が停電中だと述べた。