ロシア語が話される地域で「子ども数百人が死亡」 ウクライナ大統領
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は6日、ウクライナ国内のロシア語が話されている地域で、ロシア軍の空爆により子ども数百人が死亡したと述べた。トルコメディアの取材に答えた。
ゼレンスキー氏は、ロシア軍がロシア語を話す人々を保護していると言っていると指摘。しかし、マリウポリやメリトポリ、ベルジャンスク、ハルキウといった都市には多くのロシア語話者がいるが、ロシア軍の空爆によって、そうしたロシア語が話されている地域で数百人の子どもが殺害されたと述べた。
ゼレンスキー氏は首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで集団墓地が見つかったことに言及し、ウクライナ側の情報の信用をおとしめようとするロシアの試みはうまくいかず、「そうではなく、数百人の死者が声を上げる」と述べた。
ゼレンスキー氏は、ウクライナの領土内にウクライナ人の集団墓地があり、ロシアはウクライナに戦争を仕掛けるために来たが、そうしたことは「いかなる方法でも正当化できない」と述べた。
ゼレンスキー氏は、ウクライナ侵攻を計画し命令した軍や政界の指導者は「戦争犯罪」によって処罰されるべきだと訴えた。