ロシア、「非友好国」を拡大 欧州5カ国追加
(CNN) ロシアのミシュスチン首相は24日までに、「非友好国」の数を拡大し、ギリシャ、デンマーク、スロベニア、クロアチアとスロバキアを新たに含める法令に署名し、公式サイト上で発表した。
ロシアは「敵意ある行動を示す」国家を非友好国と位置づけ、以前にはチェコと米国もその対象に入れていた。
プーチン大統領は今年4月、非友好国指定に関する法令に署名した。対象国は在ロシアの大使館、領事館や国家機関の事務所でロシア人を職員として雇用することに制限が課された。
今回の新たな法令によると、ギリシャが雇用可能なロシア人職員の上限は34人に定められ、デンマークは20人、スロバキアは16人となった。スロベニア、クロアチア両国は米国の場合と同様、大使館や領事館を含め採用が出来なくなった。