プーチン氏、ロシア軍増強に署名 兵力は13万7千人増へ

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サンクトペテルブルクでの海軍のパレードに出席するプーチン大統領=7月31日撮影/Olga Maltseva/AFP/Getty Images/File

サンクトペテルブルクでの海軍のパレードに出席するプーチン大統領=7月31日撮影/Olga Maltseva/AFP/Getty Images/File

(CNN) ロシアのプーチン大統領は27日までに、ロシア軍の規模を現行の約190万人から204万人に拡大する大統領令に署名した。来年1月1日に発効する。

同国の公式情報を流す政府系のインターネットサイトによると、兵力は13万7000人上積みされ計115万人に増える見通し。

2017年11月17日時点での大統領令によると、ロシア軍の総数は190万2758人で、このうち兵力は101万3628人だった。

一方、ロシア国営のタス通信は27日までに、同国が強制併合したウクライナ南部クリミア半島のセバストポリに司令部を置く黒海艦隊の新たな司令官にビクトル・ソコロフ氏(海軍中将)が任命されたと報じた。

2019年5月に就任したイーゴリ・オシポフ司令官の後任となる。

黒海艦隊をめぐってはクリミア半島のロシア軍拠点で最近爆発が複数回起きており、深刻な人的損失なども伝えられている。また、今年4月にはウクライナが黒海艦隊の旗艦だったミサイル巡洋艦「モスクワ」をミサイル攻撃で沈没させたことを明かし、艦隊の応戦能力の欠陥も指摘されていた。

ロシアは同巡洋艦の沈没は弾薬類の失火が原因と主張していた。

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