ウクライナ4州の親ロ派、住民投票の最終結果発表 「賛成が大多数」

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「ドネツク人民共和国」の首長を名乗るデニス・プシリン氏(左)/Alexander Ermochenko/Reuters

「ドネツク人民共和国」の首長を名乗るデニス・プシリン氏(左)/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) 親ロシア派が支配するウクライナの4地域で、ロシア編入への賛否を問う住民投票の開票が終了したとして、最終的な集計結果が発表された。いずれも賛成票が大多数を占めている。

東部ドネツク州で親ロシア派「ドネツク人民共和国」の首長を名乗るデニス・プシリン氏はSNS「テレグラム」を通し、ロシア編入への賛成票が99.23%を占めたと発表した。

東部ルハンスク州の主要部を支配する「ルガンスク人民共和国」の選管トップは、総投票数の98.42%が賛成票だったと述べた。

南部ヘルソン州の親ロシア派はテレグラム上で、開票率100%での結果は編入賛成が87.05%だと報告していた。

南東部ザポリージャ州の選管トップは、最終結果として賛成が93.11%と発表した。

欧米諸国は住民投票を茶番と批判し、国際法に反すると主張している。

ウクライナ外務省は28日の声明で、外交解決への呼び掛けをロシアが軽視している証拠だと非難した。

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