ウクライナ侵攻へのイランの関与、「具体的な証拠探す」 EU
(CNN) 欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は17日、EUはロシアによるウクライナへの軍事攻撃にイランが関与していることを示す「具体的な証拠を探す」と述べた。
ボレル氏はEU外相会合のため、ルクセンブルクを訪問した。ボレル氏は、ロシアについて、ますます孤立し、ウクライナ侵攻でも敗北しているとの見方を示した。
ボレル氏は、ウクライナでの戦争におけるイランの関与について質問されると、協議が行われる案件であると指摘し、「我々は(イランの)関与について具体的な証拠を探すことになる」と述べた。
ボレル氏によれば、EU外相会合では、和平や軍事支援、ウクライナを支援するための訓練について話し合いが行われる。
ウクライナ政府や米国の諜報(ちょうほう)機関は、イランが、ウクライナ侵攻のための自爆ドローンを提供しているとみている。イラン側はこうした主張について繰り返し否定している。