トルコがシリア空爆、11人死亡 クルド勢力を狙った作戦
SDFの責任者はツイッターを通して、トルコの戦闘機が北部コバニや北東部デリクなどを攻撃し、病院や発電所、穀物倉庫が破壊されたと述べた。北部の中心都市アレッポ近郊の町も空爆を受けたとの目撃談がある。
アナトリア通信によると、トルコの国防相は20日、「テロリスト」の隠れ家やトンネル、倉庫、本部と呼ばれる施設などを破壊したとして、空軍の作戦成功をたたえた。
PKKはトルコと米国からテロ組織に指定されている。一方、PYDの軍事部門「人民防衛隊(YPG)」を主体とするSDFは、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦で米軍と共闘し、米国の支援を受けている。
イスタンブールの爆発をめぐっては、隣国ブルガリアの検察が19日、テロに加担した疑いで外国人5人を訴追したと発表した。