ソマリア首都で自爆テロ、閣僚や議員が出入りのホテル
ソマリア・モガディシオ(CNN) ソマリア警察によると、首都モガディシオ中心部のホテルで27日に自爆テロがあり、国際テロ組織アルカイダ系の過激派シャバブが犯行声明を出した。
現地時間の同日午後8時ごろにゲートで自爆テロが発生し、続いて犯行グループがホテル内に乱入した。
現場は閣僚や議員らが頻繁に出入りするホテルで、大統領府の近くに位置している。この地区は議事堂や省庁、重警備の刑務所などがあり、厳重な警戒態勢が敷かれている。
死傷者の人数は公表されていない。
ソマリア軍は米国の支援を受け、国内中部と南部で8月からシャバブの掃討作戦を展開してきた。
米国のトランプ前政権は同国からの米軍撤退を命じたが、バイデン政権は今年5月、現地当局を支援してシャバブに対抗するためとして、米軍の再駐留を決めた。