ウクライナ戦争支持して従軍志願、釈放のロシア武器商人

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ロシアの武器商人、ビクトル・ブート氏=2008年、タイ・バンコク/Chumsak Kanoknan/ Getty Images

ロシアの武器商人、ビクトル・ブート氏=2008年、タイ・バンコク/Chumsak Kanoknan/ Getty Images

(CNN) ロシア内で拘束されていた米国の女子バスケットボール選手との交換で米刑務所から釈放されたロシアの武器商人、ビクトル・ブート氏は10日、ウクライナ戦争を「全面的」に支持し、自らもロシアのために戦うことを志願するとの考えを示した。

ロシア大統領府が管理するテレビ局RTとのビデオ会見で述べた。機会が得られ、必要な技能を取得したのなら、「志願兵としてまちがいなく加わる」と述べた。

「死の商人」との非難も浴びるブート氏は8日に、女子バスケットボールのスター選手、ブリトニー・グライナーさんと交換される形で釈放されていた。

同テレビ局との会見で、服役していた刑務所の監房内にロシアのプーチン大統領の肖像画などを飾っていたのかの質問に「常に。何でいけないのか? ロシア人であることを誇りに思い、我々の大統領はプーチン(氏)だ」と応じていた。

ブート氏は旧ソ連軍の退役将校。米国人殺害の共謀、対空ミサイルの調達や輸出の罪などで禁錮25年の刑を受け収監されていた。同氏は無実を主張していた。

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