メリトポリのロシア軍、市内で「再配置」 退避中の市長が発言
(CNN) ロシアの占領下にあるウクライナ南部メリトポリのフェドロフ市長は12日、ウクライナのテレビ局とのインタビューで、市内のロシア軍が先週末のウクライナ軍による攻撃を受けて「再配置」を進め、「パニック状態」に陥っているとの見解を示した。フェドロフ氏は市外に退避している。
フェドロフ氏は証拠を示さずに「彼らは軍の部隊を他の場所に移して隠そうとしている」と述べた。
また、一連のミサイル攻撃の死傷者について新たな情報を提供。「ロシア人のファシスト数十人が死亡した。負傷者もいて、病院やクリミア半島に移送された。約200人のロシア人ファシストが病院に向かった」と述べた。
ロシアとウクライナの情報筋によると、メリトポリは先週末に激しい攻撃を受けた。ただ、死傷者については情報が錯綜(さくそう)していた。