CNN取材班の約40メートル先にミサイル着弾 ウクライナ東部
(CNN) ウクライナ東部ドネツク州クラマトルスクで2日、CNN取材班がロシアのミサイル着弾の瞬間に居合わせた。現地では前日夜にミサイルが住宅地に着弾し、少なくとも3人が死亡した。
CNNの取材班は2日に現地入りし、車を止めて外に出た直後に駐車場所前の建物が攻撃を受けた。
CNNのフレデリク・プレイトゲン特派員は「最初のミサイルは我々の場所から約36〜45ヤード(32~41メートル)先に着弾した。すさまじい爆発だった。とても大きなミサイルだったこともわかった」と説明した。
多くの人がそうするように、取材班も安全な場所に移動しようとした。プレイトゲン特派員は「移動するとき、振り返って見上げると2つめのミサイルがまさに同じ建物にもう一度命中した」と語った。
同特派員によると、今回の攻撃で使われたミサイルは通常、飛行機を撃墜するために使われるという。
「これらのミサイルが地上の標的に対して使われれば、精度は非常に低い。当然のことながら、人口密度の高い都市中心部の地上標的物に対して使われれば、なおさら危険だ」と現地から報じた。