英、ウクライナへの戦闘機供与を検討中と当局者 現地報道
(CNN) 英首相官邸の報道官は8日、戦闘機をウクライナに供与するかどうかを英国は「積極的」に検討中だと述べた。現地のPAメディア通信が報じた。
ウォレス国防相はどの航空機をウクライナに供与できるかを調べているが、首相官邸は戦闘機の供与についてはまだ決定していないとの姿勢を維持しているという。
同通信によると、報道官は「我々が取っている措置から、パイロット訓練という目標を達成すれば、ウクライナ軍がこれらのタイプの戦闘機を操縦できるようになるという状態にする用意があることがわかるはずだ」と述べた。
報道官はまた「英国の戦闘機を供与するかどうか、決断はまだ下されていない。言うまでもなく、他国でも所有する戦闘機について進行中の議論があり、そうした戦闘機の中にはウクライナ軍のパイロットが操縦に慣れている機種に似ているものもある」と語った。
さらに「ウクライナ軍のパイロットを訓練するプログラムが設置されることを確認した。国防相は戦闘機を供与するかどうかを積極的に検討している」とも述べた。