ローマ教皇、ウクライナ和平の仲介目指す使節任命
(CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は20日、ボローニャ大司教でイタリア司教協議会の会長も務めるマッテオ・ズッピ枢機卿を、ウクライナ戦争の和平達成を仲介する使節に任命した。
ローマ教皇庁(バチカン)の報道担当部門の責任者であるマッテオ・ブルーニ氏が声明で述べた。「使節の目的はウクライナ紛争の緊張緩和への寄与」とし、「和平への道のりを開く希望を抱きながら努めることになる」と記者団に話した。
声明は、ズッピ枢機卿による使節としての役目の内容や取りかかる時期についてはバチカンが検討している段階にあるとした。