独、地対空ミサイル「パトリオット」をウクライナに追加供与へ
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、ドイツがウクライナに対して地対空ミサイル「パトリオット」の発射装置やミサイルを追加供与すると明らかにした。
ゼレンスキー氏はSNSへの投稿で、ドイツのショルツ首相と、北大西洋条約機構(NATO)加盟に向かう中での安全保障の確約について協議を行ったと明らかにした。
ゼレンスキー氏は、ドイツからのパトリオットの追加供与について合意したと述べた。
ゼレンスキー氏は、ドイツがウクライナの防衛について複数年にわたって支援する用意があることに謝意を示し、「長期的な支援プログラムは、我々の欧州が安全と平和の空間であり続けるということを世界の全ての人々に伝える最良のメッセージだ」と述べた。
ドイツは11日、7億ユーロ(約1000億円)規模の軍事支援を発表していた。
ウクライナに対しては、これまでもパトリオットが供与されており、ウクライナの長距離防衛能力を向上させていた。パトリオットは長距離から飛来する標的を探知する強力なレーダーを有しており、弾道ミサイルの迎撃も行える。