モスクワとクリミア半島への攻撃、関与を主張 ウクライナ閣僚

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ウクライナのフェドロフ・デジタル変革相/Kirill Chubotin/Ukrinform/Future Publishing/Getty Images

ウクライナのフェドロフ・デジタル変革相/Kirill Chubotin/Ukrinform/Future Publishing/Getty Images

(CNN) ウクライナのフェドロフ・デジタル変革相は24日、ロシアの首都モスクワとクリミア半島でのドローン(無人機)による攻撃について、ウクライナ政府の関与を主張した。

フェドロフ氏はSNSへの投稿で、「ドローンが昨夜、ロシアの首都とクリミアを攻撃した。電子戦や防空は占領者の空を守る能力を徐々に失いつつある」と述べ、こうした事案はさらに増えると言い添えた。

ウクライナがロシア国内やロシアの占領地で起きた攻撃について、その責任を公に主張することはほとんどない。ウクライナは最近になって、昨年10月に起きたクリミア橋の爆発に関して、自国の役割を認めていた。

ロシア国防省は、ウクライナが23日から24日にかけて、クリミア半島へ、17機のドローンを発射したと述べた。国防省は、2014年に違法に「併合」されたクリミア半島への攻撃を「テロ攻撃」と呼んだ。

クリミア半島では、ウクライナのドローンによってロシア軍の弾薬庫が攻撃された。

ロシアの首都モスクワでは24日午前、非住居用の建物2棟がウクライナのドローンによる攻撃を受けたが、ロシア当局によれば、防衛システムにより制圧された。

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