プーチン氏、ベラルーシ大統領とワグネルについて協議
(CNN) ロシアのプーチン大統領がロシア・サンクトペテルブルクでベラルーシのルカシェンコ大統領と会談した際、ロシアの民間軍事会社ワグネルについて協議していたことがわかった。ロシア大統領府のペスコフ報道官が25日明らかにした。ワグネルは先月、ロシア政府に対して武装蜂起を行ったものの、反乱は失敗に終わっていた。
ペスコフ氏によれば、首脳会談では、ワグネルのほか、貿易や経済協力、連合国家、両国の周辺地域における外的脅威が議題として取り上げられた。
ペスコフ氏は両首脳がワグネルについて何を協議したのか詳細は明らかにしなかった。ペスコフ氏によれば、会談は複数の問題について、足並みをそろえ、見解を共有するのに役立ったという。
両大統領府の発表によれば、ルカシェンコ氏は22日にサンクトペテルブルクに入り、23日と24日に現地でプーチン氏と会談した。
ルカシェンコ氏による仲介でワグネルの反乱が収束した後、ワグネルの戦闘員はベラルーシに滞在している。ウクライナによれば、最大5000人のワグネルの戦闘員がすでにベラルーシに滞在している。