3人死亡の食中毒事件、「キノコは店で購入」と渦中の女性が主張 オーストラリア

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キノコの食中毒による死亡事件で、調理した女性がキノコをスーパーで購入したと説明したことが分かった/mdurson/iStockphoto/Getty Images

キノコの食中毒による死亡事件で、調理した女性がキノコをスーパーで購入したと説明したことが分かった/mdurson/iStockphoto/Getty Images

(CNN) オーストラリア南東部ビクトリア州で昼食に招かれた3人がキノコの食中毒症状で死亡した事件をめぐり、昼食を振る舞った渦中の女性が、問題のキノコは食品店とスーパーで買ったと警察に説明した。公共放送ABCが伝えた。

ABCの14日の報道によると、エリン・パターソンさん(48)は警察に対する説明の中で、親類の死亡を受けて「極度のストレスに打ちのめされている」と訴えているという。

ビクトリア州警察によると、パターソンさんは7月29日、離婚した夫の義父母など元親族4人を同州レオンガサの自宅へ昼食に招き、手料理を振る舞った。

招かれた4人のうち3人は、猛毒キノコ「タマゴテングタケ」による食中毒の症状で死亡。残る1人は病院で重体となっている。事件についてはビクトリア州警察の殺人捜査班が捜査に乗り出した。

しかしパターソンさんは問題のキノコについて、メルボルン市内のアジア食材店で数カ月前に買った干しキノコと、最近スーパーマーケットで買ったボタンマッシュルームだったと主張。この両方のキノコを昼食に出した肉料理に使ったと説明し、「私には大切な人たちに危害を加える理由は一切ない」と強調している。

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