ウクライナ各地で民間施設への攻撃、6人死傷

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ルーマニアに向かうフェリーから撮影されたロシア軍による攻撃の様子/Gabor Petru/Volunteers Without Borders Association/Reuters

ルーマニアに向かうフェリーから撮影されたロシア軍による攻撃の様子/Gabor Petru/Volunteers Without Borders Association/Reuters

(CNN) ウクライナ当局者らによると、国内各地で27日、ロシア軍による民間人やインフラ施設への攻撃が相次ぎ、少なくとも1人が死亡、5人が負傷した。

南部ザポリージャ州のマラシコ知事によると、同州は直近24時間にロシア軍から130回の攻撃を受けた。州中部の街オリヒウではロシア軍の砲撃で66歳の住民が死亡し、別の村でも56歳の男性が負傷した。

マラシコ氏によれば、ロシア軍は数カ所の村に空爆4回とドローン(無人航空機)、多連装ロケットシステム(MLRS)による攻撃を仕掛け、住宅やインフラ施設を破壊した。

東部ハルキウ州のシネフボウ知事によると、州都ハルキウとボホドヒウ、チュフイウ、クピャンスク、イジュームの各地区がロシア軍に攻撃された。

チュフイウ地区の街ボウチャンスクでは複数の建物が損壊して火災が発生し、65歳の男性が負傷した。イジューム地区の村ボロバでも砲撃で火災が発生し、その近くの村では小麦畑が被害を受けた。クピャンスクでは火災でインフラ施設が損壊した。

中部ドニプロペトロウスク州のリサク知事によると、同州では44歳と68歳の男性が負傷し、複数の建物に被害が出た。

東部ドネツク州の村オルリウカでは、住民少なくとも1人が負傷した。

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