バングラデシュでデング熱が流行、死者1000人超 史上最悪規模
デング熱の症状はインフルエンザと同様、頭痛や筋肉痛、関節痛、発熱など。重症例では出血を伴い、死に至ることもあるが、特別な治療法はない。
世界保健機関(WHO)によると、100カ国あまりの風土病になっていて、年間1億~4億人が感染する。
感染者は過去20年間で8倍にも増えた。南米ペルーでも今年、史上最悪の流行が起きている。
気候変動が進むにつれて、デング熱やジカ熱、チクングニア熱、黄熱病など、蚊が媒介する感染症はさらに広がることが予想される。