空港での反ユダヤ主義の暴動、「外部の干渉」によるもの ロシア政府

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30日、ロシア南部ダゲスタン共和国のマハチカラ空港に待機するロシア当局の車両/Getty Images

30日、ロシア南部ダゲスタン共和国のマハチカラ空港に待機するロシア当局の車両/Getty Images

(CNN) ロシア南部ダゲスタン共和国の空港で起きた反ユダヤ主義の暴動をめぐり、ロシア大統領府のペスコフ報道官は30日、暴動が「外部の干渉」によるものと非難した。

ペスコフ氏は記者団に対し、マハチカラ空港周辺で起きた出来事が外部からの情報など外部からの干渉によるものであることは明らかだとの認識を示した。

ダゲスタン共和国はイスラム教徒が多数を占める。29日にはイスラエルからの航空便が到着した空港が集団に襲われ、当局は空港の閉鎖や航空便の行き先変更を余儀なくされていた。

地元保健省のSNSへの投稿によれば、今回の暴動によって、警官と民間人を合わせて少なくとも20人が負傷した。

SNSに掲載された複数の動画には、空港内や飛行場に侵入した群集が映っている。一部はパレスチナの旗を振ったり、国際ターミナルの扉を突破したりしていた。

ペスコフ氏によれば、ロシアのプーチン大統領はダゲスタン共和国の治安当局などから今回の事案に関する情報を幅広く受け取っており、暴動に対処するための会議を30日夜に予定しているという。

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