イタリア北部で暴風雨、ミラノやトスカーナで洪水被害

イタリア・ローマ／ミラノ（ＣＮＮ） イタリア北部が１０月３０日から３１日にかけて激しい暴風雨に襲われ、ミラノやトスカーナで大規模な洪水が発生した。

人気観光地のコモ湖では堤防が決壊して湖岸に並ぶバーの浸水被害が発生。防災当局は周辺地域で水をくみ出したり防水壁を設置したりする作業に追われている。

コモ、モンツァ・エ・ブリアンツァ、ミラノの各市を流れるセベソ川も堤防が決壊した。

ミラノは孤立した地区もあり、水が濁流となって階段から地下の列車の駅に流れ込む様子や、暴風にあおられた歩行者が転倒したり電柱にしがみついたりする様子がＳＮＳに投稿されている。