ヒマラヤのトンネル崩壊、作業員の映像届くも救出は難航
トンネルの入り口には仮設の病院も用意されたが、救出のめどは立っていない。
救助隊は当初、がれきを掘って中に到達しようと試みたが、作業に時間がかかるうえ、トンネルの崩落がさらに進んだことから断念。作業員らがはい出せる太さのパイプを差し込む作戦に切り替えた。
ドリルの力が弱かったため、首都ニューデリーから強力なドリルを取り寄せることになった。トンネルの外では、作業員の家族らがいら立ちを募らせていた。
掘削を再開したところで大きなひび割れの音が響き、作業はまた中断された。
現在は縦と横の3方向から掘削する作戦などが検討されている。当局は、外国の専門チームに協力を求める可能性も探っているという。