アルゼンチンで暴風被害、死者13人
(CNN) アルゼンチン南西部の港湾都市バイアブランカが16日、暴風をともなう嵐に襲われ、少なくとも13人が死亡した。
地元当局によると、最大風速は約39メートルに達し、17日未明までに市民少なくとも300人が避難した。
市議会は16日深夜にSNSを通し、市内のスポーツクラブなどで「破滅的」な被害が出ていると発表した。17日正午ごろの更新では、危機管理委員会が開かれて今後の対策を検討したと報告した。
市長は17日、X(旧ツイッター)を通して遺族らとの「連帯」を確認し、3日間の服喪期間を宣言した。
また市民らに向け、電気事故や倒木の危険性が残り、緊急事態は続いているとして、外出を控えるよう呼びかけた。
市の緊急対応当局は17日、倒木や送電線、標識などの被害を通報する電話が10万件以上寄せられたと発表した。
大統領府は16日、閣僚らが地方当局と協力し、被害者への支援や被害への対応に乗り出していると述べた。