フーシのミサイル攻撃で炎上のタンカーの画像公開、インド海軍
(CNN) インド海軍は27日、中東イエメン沖のアデン湾で26日、同国に拠点を置く反政府武装組織「フーシ」のミサイル攻撃を受けた後に炎上する石油タンカーの画像を公開した。
タンカーは英国系の「マーリン・ルアンダ」で、イエメン内のフーシの支配地域から発射された対艦ミサイルで狙われたとされる。イランが肩入れするフーシはアデン湾につながる紅海で商船や米軍艦船への攻撃も多発させている。
今回公開された画像には、アデン湾内で炎上し、黒煙を噴き上げる同タンカーの様子が収められていた。ただ、負傷者の発生は報告されていない。
@indiannavy/X
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タンカーの運航企業「トラフィグラ」は27日、ミサイル攻撃がもたらした火災を消し止めた後、安全な港へ向かって航行していると説明。乗員の全員が無事だとも述べた。
紅海を通過してアデン湾に入った後に攻撃を受けたともした。タンカーの支援活動に当たったインド、フランスと米国の海軍艦船への謝意も示した。
米中央軍によると、ミサイル攻撃を受けたマーリン・ルアンダは可燃性が高い液化水素の混合物を積んでいた。発生した火災の消火には1日かかったという。
乗組員はバングラデシュ人1人とインド人22人だった。