ロシア軍の攻撃で3人死亡、18人負傷 ウクライナ発表
(CNN) ウクライナ当局が21日に発表したところによると、国内各地で続くロシア軍の攻撃により、直近24時間に3人が死亡、少なくとも18人が負傷した。
北東部ハルキウ州のシネフボウ知事は、州内の約20カ所がロシアの大砲や迫撃砲で攻撃され、2人が死亡、少なくとも1人が負傷したと述べた。
シネフボウ氏によれば、同州クピャンスクで20日午後5時ごろ、ロシアの自爆型ドローン(無人機)が民間の車両に命中し、農作業員の男性2人が死亡した。
また東部ドネツク州のフィラシキン知事によると、同州コンスタンチノフカで1人が死亡し、クラマトルスクではロシア軍のミサイルで6人が負傷、高層ビル12棟が被害を受けた。
フィラシキン氏はまた、州内で1日に19回の攻撃があり、子ども23人を含む122人が避難したと述べた。
南部ヘルソン州のプロクジン知事は「この1日で47件の攻撃があり、砲弾159発が発射された。大砲や迫撃砲、戦車、無人機が使われた」と語り、4人が負傷したことを明らかにした。
州都ヘルソンには27発の砲弾が撃ち込まれたという。
中部ドニプロペトロウスク州のリサク知事は、同州ニコポリで3人が負傷したと発表。農業企業のビルと住宅9棟、送電線2本とガス管に被害が出たと述べた。